第90回皇后杯 2次ラウンド 2日目は、全試合がファイナルラウンド進出決定戦となりました。愛媛会場（愛媛県総合運動公園体育館）での第1試合、三菱電機コアラーズvsアイシン ウィングスは延長にもつれ込む熱戦を繰り広げます。両チームは直前のWリーグでも対戦したばかりであり、皇后杯でもアイシンが66-59で上回り、いの一番でファイナルラウンド進出を決めました。Wリーグ勢同士の対戦は、順当に今シーズンの上位チームが勝ち上がっています。

　唯一、Wリーグの東京羽田ヴィッキーズを破って8強入りを決めた白鷗大学。8-0とスタートダッシュに成功し、一度もリードを許さないまま79-66で勝利しました。白鷗大学をはじめ、大学生たちは今週末12月2日よりインカレ（第75回全日本大学バスケットボール選手権大会）が開幕します。今大会の経験を生かし、大学日本一へ向けた戦いがはじまります。

　昨年、10連覇の金字塔を打ち立てたＥＮＥＯＳサンフラワーズは岐阜女子高校と対戦し、85-66で勝利。敗れた岐阜女子高校ですがWリーグ＆皇后杯チャンピオンに対し、#4絈野夏海選手は28点と大活躍。SoftBank ウインターカップへ向けた最高の強化試合であり、1ヶ月後が楽しみです。

　皇后杯はクライマックスを迎え、ファイナルラウンドは12月13日(水)より国立代々木競技場第二体育会で開催。ＥＮＥＯＳの11連覇か？ 新たなチャンピオンが現れるのか？ 12月17日(日)、90代目のチャンピオンが決まります。

　天皇杯もB1の10チームに絞られ、同じく12月13日(水)に3次ラウンドが行われます。こちらのチケットは好評販売中です。