Wリーグ全14チームが登場し、1次ラウンドを突破した都道府県代表がそれぞれ挑む第90回皇后杯 2次ラウンドが11月25日(土)より開幕。神奈川会場（トッケイセキュリティ平塚総合体育館）、大阪会場（金岡公園体育館）、愛媛会場（愛媛県総合運動公園体育館）の3都市で繰り広げられ、8つのトーナメントを勝ち上がったチームが12月13日(水)からはじまるファイナルラウンドへ進出します。

　秋田勢同士の対戦となったプレステージ・インターナショナル アランマーレ vs 秋田銀行RED ARROWS。どちらも譲らずに試合は進み、残り5.5秒で78-78の同点。ここで秋田銀行の#3村上瑠奈選手がファウルをもらいます。フリースロー1本目は外れるも、続く2本目はしっかりと決めて79-78でリード。高さで上回る190cmの#8ニアン・ンディ・クンバ選手に手堅くボールを入れてきたアランマーレの攻撃を封じ、1点差で秋田県代表の秋田銀行が秋田対決を制しました。

　1次ラウンドを突破した中には、12月2日からはじまる大学日本一決定戦のインカレ（第75回全日本大学バスケットボール選手権大会）や、12月23日より高校日本一を決めるSoftBankウインターカップに出場するチームも勝ち上がっています。唯一の高校勢である岐阜女子高校は、Wリーグの新潟アルビレックスBB ラビッツを相手に80-65で快勝。#4絈野夏海選手は27点 / 10リバウンド / 9アシスト、#8ジュフ ハディジャトゥ選手も24点 / 21リバウンドとWダブルの活躍。明日のファイナルラウンド進出決定戦は、昨シーズンのＷリーグ チャンピオンであるＥＮＥＯＳサンフラワーズに挑みます。

　7チームが駒を進めてきた大学勢は愛知学泉大学と日本経済大学、白鷗大学が勝ち残りました。白鷗大学は日立ハイテク クーガーズを85-80でＷリーグ勢に勝利。3チームとも明日は、シードで待つＷリーグの強豪との対戦が待っています。

　明日11月26日(日)も3会場にて行われ、勝った8チームがファイナルラウンド進出を決めます。